
薬師湯は小さめの鍋に、水500ミリと薬師湯1包を加え、水が半量になる程度まで煎じます。はじめに、強火で水がグツグツなったら、中火程度に火力調整をした場合、13分程度で煎じられます。通常中火で煎じた場合は15、6分程度が煎じる時間の目安となります。鍋の水が温まり、グツグツしてくれば、水かさを判断しづらくなりますので、5分、10分程度で火力を弱め、または止めて、水かさを判断するようにして下さい。10分を超えてからはこまめにチェックすれば、煎じ過ぎるといったような失敗等を防ぎやすくなります。煎じ過ぎた場合は、その煎じ液をそのまま服用されずに、必ずお湯(または水)を加え、煎じ液を250ミリ程度までにし、それを一日3回に分け服用して下さい。煎じ薬の体への吸収時間は約30分〜1時間程度が目安となりますので、食前服用の薬等がない場合、食前30分程度で服用されるのが最も適しています。

薬師湯は、漢方の水毒という概念から、胃の中にたまった水が不調を引き起こすと考え、利尿作用のあるブクリョウを中心に、病気を治す処方薬です。比較的体力の低下した人で、息切れ、動悸、頭痛、のぼせをともない、尿量が減少し、神経過敏、不眠、不安などの神経症状があり、めまい、ふらつき、立ちくらみを訴え、みぞおちあたりをたたくと、ポチャポチャと水がたまっているような感じがする胃内停水に効果があります。神経症、神経衰弱、不眠症、充血、耳鳴り、動悸、息切れ、血圧異常、メニエール症候群、心臓衰弱、心臓弁膜症、腎臓疾患等に応用がききます。

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