症状
胃は筋肉でできた袋であり筋肉が衰えると消化のための収縮、蠕動が十分できなくなります。このような状態では食事を摂取するたびに胃がもたれ、胃内に長く食物がとどまるため、むかつきやげっぷが多くなり、なかなか空腹感が得られないので、食欲がなく、体重が減少します。前胸部のつかえ感を訴えることもありますが、実際に食事がつかえることはありません。症状が重い人では、頭重感やめまいを訴えることもあります。やせた人ではおなかの筋肉がやわらかい人によくみられ、腹壁の外から胃の形が浮き出て見えることもあり、食後は特に胃がふくらんで、下腹部が膨隆します。空腹時には、たまった胃液が体を動かすたびに音を立てることがあり、振水音として認識されるこのような胃の緊張低下にもとづく消化不良の状態がNUDとして最近注目されています。
原因
体質的なものが主であり、虚弱体質で生まれながらに筋力が弱く、やせている人に起こりやすいです。まれに繰り返す十二指腸潰瘍などで、胃から先への食物の通過が悪くなり、胃に長く食物がとどまって徐々に胃が拡張し、胃アトニーになることがあります。
角野製薬所のホームページ
アメーバブログ
ランキングに参加しております。ポチッポチッをお願いします


